去る、2月15日(木)黒島小中学校にて黒島地区福祉推進協議会(以下、福推協という。)主催の「ふくし教育学習会」が開催され、児童生徒とその保護者など41名の参加がありました。
福推協の浅田会長より開会あいさつの後、地域おこし協力隊の三原さんより「黒島のあゆみ」と題し、“黒島にいつ頃から人が住むようになったのか?”や“黒島の人口がどのように推移しているのか?”などについてお話がありました。
次に、黒島在住の和泉キクノさんより「黒島の昔と今の暮らしと人々のつながり」というテーマで、黒島のむかしの風景や生活様式(食べ物、服装など)、尋常小学校時代の様子、神社やお寺の行事などについて、昔の写真を交えながらわかりやすくお話をされました。
なかでも、“昔は今のように物が豊かではなく貧しかったけれども、人と人とのつながりは今以上に深く、島全体が家族のようで楽しかったことを思い出します。これから先、黒島の人口が減り高齢者が増え、いろいろな課題も出てくると思いますが、みんなで力を合わせ一つ一つ解決していきましょう。素晴らしい黒島をいつまでも残すために・・・”というフレーズが印象的でした。
子どもたちは真剣な眼差しで和泉さんのお話に耳を傾け、講話後“今まで受け継いできた文化を守るため、みんなで協力していきたい”や“昔よりつながりが失われていると思うのでもっと絆を大切にしたい”など活発な意見が出され、「みんなが安心して暮らせる黒島をつくるために」自分たちに何が出来るか・・・考える良い機会になりました。
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講話を真剣に聞く児童生徒!! 講師の和泉キクノさん