去る、9月7日と28日、10月5日と7日に、佐世保市社会福祉協議会が主催する「地域支え合いマップづくり」を黒島地区の各町内会で実施しました。
この取り組みは、7月10日と28日の名切町内会でのモデル実施をふまえ、島内全町内会を対象に行ったものです。
内容は、担当民生委員児童委員や町内会長、地域をよく知る住民の方々に集まってもらい、各町内会ごとにテーブルに分かれ、一人暮らしの高齢者や老夫婦世帯、障がい者などの地域で気になる方々をピックアップし、「普段、地域の方との交流状況やどのような見守り体制が行われているか、また、利用している介護サービスの種類やその必要性など」さまざまな角度から情報交換を行い、その情報を地図上にマーキングしていく作業を行いました。
さらに、空き家や危険箇所などについても地図で確認してマーキングを行い、情報の共有を図りました。
〔マップづくりに取り組む皆さん〕
〔完成したマップを手に笑顔で記念撮影〕 〔話し合いの様子〕
その中で、特に地域とのつながりの少ない方やサービスが必要な方に対し、黒島診療所医師、担当民生委員児童委員、町内会長、市保健師、包括支援センター、社協が一堂に会し、地域の見守り体制の強化など今後の支援のあり方について具体的な検討を行いました。
今後、黒島地区では完成した「地域支え合いマップ」をもとに、引き続き「安心・安全なまちづくり」を目指した活動を推進します。
≪地域支え合いマップとは・・・≫
要援護者(高齢者や障害者)を地図にマーキングし、その人をよく知るご近所数名で、要援護者とそれに関わる住民のふれあい、支え合いの実態や社会資源を線で結びマップを作成します。
広くは住みよい地域にするための課題把握と地域住民が主体的に解決していくことを目的とした取り組みです。